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執筆者の写真院長 原 則行

冬道の転倒対策・番外編「さっぽろ雪まつり」


先週末2月4日から第73回さっぽろ雪まつりが開幕しました。

大通会場・すすきの会場に氷雪像を建立しての現地開催は、2020年以来3年ぶりだそう。

(写真は2020年のもの。「ようこそSAPPORO観光写真ライブラリー」より拝借)


終幕の11日まで、国内外から多くの観光客で会場は賑わうことでしょう。


開催期間中は、幸い天気が大きく崩れることはないとの予報です。

けれど路面は凍結していることが多いので、転倒事故への備えは必要です。


靴や服装の備えを


過去記事で何度か伝えていますが、靴は右上の写真のような「靴底に溝が深く刻まれている冬靴」を履くのが安心です。


靴本体を用意するのが難しければ、靴の上から装着するアタッチメントタイプの「滑り止め」の使用を推奨します。 (右下の写真)


1組1000円~2000円ほどで、空港、JRや地下鉄の駅売店などでも買えるらしいです。


手袋や帽子も必須です。


防寒に加え、万が一滑って転んでしまった時に衝撃を和らげたり、擦り傷を防いだりする働きをします。

具体的にどんな服装が適しているかは、下記のサイトを参考にされると良いでしょう。



地下鉄駅の出入り口、横断歩道と通路の境目に注意


当院の関係者が雪まつり会場の一部を実際に歩いて、注意が必要な場所を調べてきました。

こちらも過去記事の内容と共通しますが、 「地下鉄駅の出入り口(左写真)」「横断歩道と通路の境目(中2枚の写真)」など、圧雪路面と雪のない路面が切り替わる前後で、滑りやすかったとの報告を受けました。


加えて、一部歩道(右写真、大通西2丁目の南側)にマンホールの上部の雪が溶け、落とし穴のようになっている箇所があり、うっかり足を取られる危険性があるとのこと。ご注意ください。ご参考になれば幸いです。


また夜間は、歩道・横断歩道・歩道橋の階段など、あらゆる場所がスケートリンクのような状態になると考えてください。



氷結路面を歩く場合は、できるだけ歩幅を小さく、足は腰幅を保って、上げ下げは垂直に。いわゆるペンギン歩きをすると滑りにくいです。

滑り止めの砂が用意されている場所は、その砂を撒きながら歩くとより安全かと思います。


右のサイトも参考になさって、楽しく安心安全に雪まつりをお楽しみください。

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