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執筆者の写真院長 原 則行

COVID-19禍でのスポーツ活動①個々人が再認識を

昨日2022年6月5日(日)、第42回千歳JAL国際マラソンが開催。北海道内外から集った4138名ものランナーが青空の下、新緑の原生林のコースを駆け抜けました。

今大会は、COVID-19感染症の影響で、中止となった第40回(2020年)・第41回(2021年)から3年ぶりの再開でした。大会運営者があらゆる対策を講じたうえで開催した姿勢は、私個人としては大変に意義あることと思います。


中でも、リスク低減の対策として新たに採用したスタート方式「ウェーブスタート」※は、評価ポイントかと思います。



※時間差でスタートする方式。 参加ランナーを何組かのウェーブ(ブロック)に分け、時間をずらしながらスタートさせることで、スタート時の混雑を避け、接触トラブルやエアゾル感染などの危険を軽減できるというメリットがある。

ただしCOVID-19に対する捉え方は、スポーツ愛好家の間でも人それぞれ。

中には、今この時期にマラソン大会など言語道断というご意見もあろうかと思います。


とはいえ感染を過剰に警戒するのみでは、人が集いスポーツを楽しむ文化活動としてのスポーツの価値は失われてしまう一方でしょう。

だからこそ必要なのは、活動時のリスクを減らすための発想と行動かと思います。


そこで今回から数回にわたり、COVID-19禍でのスポーツ活動に関する情報や考察を、ご紹介して参ります。


第一回目はシンプルに、一人ひとりが今一度、COVID-19感染に対する意識をもって活動にあたる注意喚起をしたく思います。

  • 毎日、体温をチェックする。

  • 平熱よりも高い体温であれば安静を心がける(運動しない、大会を辞退する)。

  • 活動中の会話、活動後の会食をできるだけ避ける

  • 日々、栄養や睡眠の量と質を適正に保つ。

  • 筋肉痛や疲労など通常とは異なる痛みが生じたら、早めに受診する。


いずれも基本への立ち返りとなります。


COVID-19禍での生活が長くなり、あらゆる点で慣れてきたものの、決して感染拡大の危険がなくなったわけではありません


個々人でできることに取り組んで、楽しく豊かなスポーツライフを送りましょう。

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