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執筆者の写真院長 原 則行

めざせ!コロナ太り解消

ウィズコロナ時代の健康⑤ミドル世代に向けて

長引くコロナ禍で、働き世代と呼ばれるミドルにも身体の変化が表れています


筑波大学大学院と健康機器メーカー・タニタなどによる調査で、テレワークや自粛生活により1日の歩数がおよそ30%減少したという報告があります。


健康管理アプリ開発会社がアプリを利用する会社員を対象にした調査では、コロナ禍の前後で体重が増えた人は57%、体脂肪が増えた人は60%に上ったそうです。


肩こりや腰痛に悩まされる方も増えていると聞きます。


いわゆるコロナ太りの悩みは、私も他人事ではありません。

マラソン大会がことごとく中止になり、何に向けて走るのかという目的を喪失してしまったことが最も大きな理由です。


大切なことは、まず今の自分の状態を正しく把握することでしょう。

体重や体脂肪のチェックに加え、一日の歩数がどの程度かを知ると良いと思います。


厚生労働省が病気予防のために推奨している1日8000歩を大幅に下回っていないかどうか、明らかに不足しているなら、コロナ禍を考慮しつつ歩く時間をできるだけつくるように。


できれば同じ30分でもただ歩くよりは、5分は普通に歩き5分は小走りする(できなければ早歩きする)など、歩行スピードに起伏をつけると効果的です。

分数で区切るのが難しい場合は、次の信号まで軽く走り、その次の信号までは歩くようにすると良いでしょう。


肩や腰、股関節など関節機能のセルフチェックも重要です。


スポーツ庁の室伏長官が考案・実演する身体診断「セルフチェック」動画のうち、【肩甲骨の可動性】のチェックとエクササイズ、2種類の動画を紹介します。


肩甲骨の可動性が低下すると、腕が上がりにくくなる、肩が凝りやすくなる他に、腰痛の原因になる可能性もあります。


できれば鏡を見ながら今のご自身を客観視し、動画を自宅トレーニングの一つとしてご利用ください。



テレワーク中も30分に1回、立ち上がって動くように

米・コロンビア大学医学部チームの研究によると、1日の座位時間が長過ぎると早期死亡リスクが上昇するという報告があります。1回あたりの座位時間が長くても、死亡リスクは上昇するのだそう。


研究の総論で述べられているリスク回避の対策は、「30分ごとに立ち上がって体を動かすこと」です。


職種によっては難しい方もいるかもしれませんが、キッチンタイマーやスマホのアラーム機能などを使って30分ごとに、椅子から立ち上がってトイレに行ったり、コーヒーを入れたり、窓の外を眺めたり、大きく背伸びをしてみたり

少しでも、動くように心がけましょう。


最後に、Withコロナ時代において運動不足による健康二次被害を予防するためのリーフレットを添えておきます。

ぜひ参考になさってください。


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