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執筆者の写真院長 原 則行

暑さ対策⑤ウェアやグッズ

今夏の北海道は昨年・一昨年のような酷暑に至ってはおりませんが、湿度が高いように感じます。また本州の特に東日本・西日本では、これからも残暑が厳しいとのこと。

夏にスポーツを安全に楽しむには、万全な対策が欠かせません。


シリーズ最終回となる5回目は、ウェアとグッズに焦点を当てて参ります。


速乾・吸湿・UVカット機能のウェアで快適に

皮膚の表面温度は、ウェアの素材が大きく影響します。

機能として外せないのが、速乾性と吸湿性です。繊維が多孔化されていたり、断面が細かくなっていたりと水分を素早く吸収し、水分が乾燥しやすい構造になっている素材です。

綿素材のように肌にまとわりつくような不快感がありません。


さらに、UVカット機能を採り入れたスポーツウェアですと、紫外線による疲労や日焼けなど影響を軽減するのに役立ちます。

マラソンレースやランニングトレーニングなどで直射日光を長時間浴びる場合は、キャップやサングラスの着用をおススメします。

汗で流れにくいタイプの日焼け止めを肌に塗布することも大切です。


ブレイクタイムにはウェア交換やグッズなどで冷却を


競技や練習の合間に着替えをすることも暑さ対策の一つです。

プロテニスプレーヤーの試合では、セット間でウェアを着替える姿がよく見られます。

これは汗で濡れたウェアが本来の機能を発揮しなくなったり、不快感などでパフォーマンスが低下したりするのを防ぐためです。


また剣道やアメリカンフットボールなど防具を身に付ける競技では、休憩中に防具を外したり衣服をゆるめたりして、できるだけ内にこもった熱を外へ逃がすようにしましょう。


屋外では直射日光の影響で、体温が過剰に上昇しやすくなります。

特に熱を吸収しやすい頭部、首の後ろ、背中を保冷剤などで冷やすこと。

もし用意できれば、休憩中にアイスベストを着用すると良いでしょう。


同時にポータブル扇風機で火照りを冷ますのも良いでしょう。

首にかけるタイプの扇風機ですと両手が自由に使えるので、水分や栄養補給を同時に行うことができます。


また休憩場所は、なるべく風通しの良い日陰を選びましょう。

あまりに初歩的なこことで忘れられがちですが、直射日光を避ける対策が重要です。

ゴルフのように、移動中には日傘を利用することも有効かと思います。


以上はスポーツ選手だけでなく、夏に屋外でのレジャーやイベント、仕事にも共通する対策です。

機能素材のウェアや冷却グッズ、UVアイテムの活用もちろん過去4回の記事を参考にしていただき、暑い夏をスマートに楽しみましょう。












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